小規模患者クラスター」とは感染経路が追えている数人から数十人規模の患者の集団のことです。
厚生労働省の資料にはそう記されています。
はじめに 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は, 2019年12月初旬に, 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから, わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的な流行となった。
和敬会では2022年最初のクラスターがひまわり入居者に発生
その後、2023年、2024年・・・毎年じゃん!!
2022年は後手後手の対応であっという間に広がりました。
同時にグループホームたかき入居者も感染
感染源は職員の持ち込み。
余計なもの持ち込みやがって!!って思いますが、経過はどれも正直腹立たしい内容でもありました。
コロナ感染とは言っても、みんなグッタリというわけではなく隔離期間中は機能低下防止に取り組みました。
しかし、各居室隔離になるとそういう訳にもいかず、褥瘡や、機能低下は否めない状況。
厚労省は感染対策版のBCP作成を義務付けました。
BCPとは災害などの緊急事態における企業や団体の事業継続計画(Business Continuity Planning)のことです。 このBCPの目的は自然災害やテロ、システム障害など危機的な状況に遭遇した時に損害を最小限に抑え、重要な業務を継続し早期復旧を図ることにあります。
和敬会でも今年度作成し自然災害版については研修会を実施、現場により即した内容にしていきました。
8月、お盆明けスタッフの持ち込みによりひまわりにてクラスター発生。その後、グループホーム風の丘たかきにて発生。
感染対策の手順が理解できていない現状に現場研修の必要性を感じました。
今更・・・で入居者の皆様には誠に申し訳なく、謝罪しかありません。
クラスター発生中に大型台風直撃。
BCPの自然災害対策編と感染症対策版同時に発動になりました。
まだまだ見直し、事前準備、業務無の縮小化内容・・・たくさんありました。
できることならば発動がないことが一番ではありますが、予測不能だからこそ手をかけより現場に即した内容にして行きたいと思います。
感染させてしまった入居者様には辛い5日をすごしていたできました。ご家族にはご心配をお掛けしました。
今後はBCPの見直しと対応が全スタッフができるよう研修を実施していきたいと思います。