グループホームたかき

「グループホームたかき」のこころ

　グループホームとは、ご存知のとおり認知症が認められる方専用の介護サービスです。

　わたしたちのホームでは「できるかぎりゆっくりと、ご自分のペースで毎日をお過ごしいただこう」と心掛けています。そうして「人と人とのつながりを大切に、笑顔で寄り添い、支えあい、やすらぎと誇りを持つ日々を…」という理念を掲げ、日々のサービス提供を行っています。
　わたしたちは、ご入居様それぞれの状況に合わせて、さりげなく見守りセンサーなどを活用することにより、できるだけ家庭的な環境の中で見守りながら、さまざまな事故などの防止、安全対策に全力で取り組んでいます。
　なにげない一日ですが、笑顔で寄り添い、支えあう。そんな家族関係に近い一日が、認知症を抱えるご高齢者の皆さまには大切であると考えています。玄関から入るとわかる食事のにおいや調理をする音、小学校から聞こえる子供たちの声、ご入居者様とスタッフの何気ない会話、そんなゆったりと流れる何気ない時間を作り出すことにも、すべてのスタッフが全力で取り組んでいます。
　ぜひ一度、その環境をご見学下さい。

どんな周辺環境なの？

　高来西小学校のすぐ近くで、窓を開けておけば、子供たちの賑やかな声を聞くことができ、またリビングの窓からは田んぼや川を臨むことができる、とっても気持ちの落ち着く環境です。
　またリビングから出れば、小さな家庭菜園もあり、ご入居者様と一緒に野菜を育て、その成長を毎日楽しむこともできる、本当に家庭的な「我が家」です。

「家庭的」って、どんな生活？

　みなさん、ご家庭では気ままな格好で、使い慣れたものに囲まれて、何のストレスなくご生活をされているはずです。わたしたちが目指すのは、そういう環境です。全室個室ですから、ご自分の部屋では、そのようにストレスなく過ごしていただけるよう、ご入居時にはできるだけ慣れ親しんだかぐや持ち物を持ってきていただくようお願いしています。
　ですので廊下やリビングは、ご自宅の玄関であり縁側です。近所の方々と井戸端会議を楽しんでいただくためのスペースです。ただし認知症に対して影響をできる限り少なくするために、ご入居者様の数は９名が上限、固定の慣れ親しんだスタッフが対応することで「家庭的」な生活を実現しています。

「認知症」があるから外出もできないの？

　そんなことはありません。家庭菜園に出てみたり、周辺を散歩してみたり、近くへ買い物に出てみたり、スタッフと一緒に外出することもあります。
　例えばご入居者様やそのご家族、スタッフと地域の方々と一緒にそうめん流しを楽しんだり、季節ごとに花見に出かけたりもしています。
　あくまでも「普通の生活」の中の何気ない日常ではありますが、その中で少しでも笑顔で楽しんでいただける、そんな生活を心掛けています。

「認知症」がひどくなったら「出てください」と言われるの？

　わたしたちは、ご本人様とご家族が望まれれば、わたしたちのホームで最期までご生活を続けていただきたいと考えていますが、その際には主治医の先生や関係する方々とのしっかりとした連携体制が必要です。それが難しい場合には特別養護老人ホームをご紹介させていただいたり、療養型の病院へのご入院をご相談させていただく場合もあります。
　これまで、主治医の先生や看護師さんの全面的なご支援の下、ご家族とスタッフに囲まれて、その最期をわたしたちのホームで迎えられた方もおられます。
　精神的な治療などが必要な場合を除いては、できる限りわたしたちがご支援させていただきたいと考えています。
　日常生活を、ゆったりとした時間の中で、顔なじみのご入居者様、スタッフとともに過ごしていただくことにより、その多くの方々が認知症を急激に悪化させられることなくお過ごしいただいています。ストレスのない日常生活を積み重ねていただきながら、その何気ない毎日が来る幸せを、わたしたちスタッフと一緒に感じながらご生活してみませんか。

　ただし認知症が進まれている場合には、ゆったりとした生活環境を整え、できる限りリロケーションダメージ（生活環境が変わることによる精神的なダメージ）を抑えるよう努めても、その認知症の進行を遅らせたり、抑えたりすることができない場合もございます。
　認知症と診断を受けられましたら、まずはわたしたちのグループホームのご利用や、認知症の方に対応したデイサービスセンターのご利用などもご検討されてはいかがかと思います。

ご利用料金表

入居一時金なし！

認知症対応型共同生活介護グループホームたかき：所在地

　定員９名の２ユニット、計１８名
　電話：0957-32-6617
　〒859-0117 諫早市高来町峰179
　【事業所番号：4270401518】