昨日は新年度1回目の法人内定例研修会でした。
昨年12月から始まった、山口先生の研修も5回。来月で半年です。
認知症ケア…と題してますが内容は私たち自信の仕事に対する姿勢…
認知症の方には中核症状があります。さらにそこに、環境や性格、体調などが作用しBPSD(行動・心理症状)が出現します。
入居者にとって環境とは?
入居者がおかれている場所、周囲に存在する人…つまり施設であり私たちスタッフなのです。
今回の研修テーマは「感謝と選択」
感謝については前回より繰り返しお話し頂きました。
物事は捉え方で結果が変わる。私たちの行動、心持ちは目の前で起きていることをどう捉えるかで変わるのです。
物事を「俯瞰」して見ることの大切さをお話し頂きました。
環境である私たちが学び変われば日々のケア、入居者様への対応も変わります。
「ほめる」に引き続き「感謝する」「ありがとう」と伝えることで人は変わるのです。
俯瞰した観察力と選択力、どちらを選ぶのか、何を選ぶのか?
今回は宿題が出ました。
親切デーにチャレンジ
ポジティブ日記
感謝日記
ほめカード
私たちは危機管理の習性からネガティブな経験は記憶に残りやすいそうです。
辛い思いは繰り返したくないですもんね。
だから、意識して気持ちが良いこと、ポジティブなことをしなくちゃいけない。
良かった❗と思えることを意識しなくてはいけないのです。
研修でほめカードの取り組みで提出枚数ダントツ1位のあずさ姐さんから気付きがひとつ。
入居者様と会話したことをその入居者様は翌日も記憶に残ってた❗
それです❗正にそれ❗
ほめてもらい心地良い気分にひたったその入居者様の記憶に心地よさ、更には話の内容まで残ったのです。
認知症の方々の多くに短期記憶障害があります。
しかし、感情は残ると言われています。
だから、怒られたり、責めらると辛い気持ちは記憶に残る。
逆に嬉しかったり何となくでもこの人なら大丈夫…そう記憶に残っていく。
幸せホルモン、オキシトシンで脳がいっぱいになるといいな。
さあ、誰が入居者様の脳をオキシトシンでいっぱいにするか❗
入居者様は正直ですからね❗
宿題はそのための訓練、ネガティブ回転脳をポジティブ脳に変換する訓練です。
きっとポジティブ脳は入居者様、スタッフをもオキシトシンで満たされるようにすることでしょう。
来月まで、頑張って取り組みましょう。