この背中広くて抱きつきたくなりませんか?
しかし、広いだけじゃない❗熱いんです‼️「厚い」じゃなくて「熱い」
このTシャツ、ちょっと目を引くでしょ?彼はこんなTシャツを何枚もわざわざ、高来のファッションハウス「なかつじ」さんで仕入れてきます。
以前、彼に尋ねました。
…目立つTシャツをいつも着てるよねぇ…好きなの?
「いやぁ…こういうの着てると、入居しゃさんとやり取りするネタになるけん…」
お見事‼️
日々このお仕事をしていて考えるのは、どうやったら入居者の笑顔を引き出せるか?
確かに「三大介護」、入浴、食事、排泄に満足して頂けると「ありがとうね」の笑顔を見ることができます。
しかし、三大介護は生きて行くための基本、毎日のルーティンワークです。
これだけでは残された人生つまらんでしょう?
きっと在宅に居られたころは、違う笑顔とhappyがあったはず。
私たち自身がそうであるように。
さりげない日常の会話や活動にささやかな喜びや笑顔があったはず。
どうやったらそれがひきだせるのか?
お風呂誘導や介助、お食事を伝えることも介助も、オムツ交換やトイレ誘導も大事です。
どんな声かけ、方法がベストか?
しかし、三大介護はある一定の観察と試行錯誤でパターンはつかめてくるもの。
介助の最中もそれ以外の時間も、笑顔が引き出せる会話と共に入居者と過ごしたいと思います。
熱い兄ちゃんのTシャツに戻ります。
兄ちゃんはネタ作りにTシャツを使おうと考えました。
そんなさりげない工夫が積み重なり日々の生活が笑顔で満たされる…。
おひとりおひとりと向き合っているか?
◯◯さん、おはよう!良く眠れた?
◯◯さん、お食事お待たせしました、どうぞ。
◯◯さん、おやすみなさい。ゆっくり休んでねぇ。
9人の集団ではなく、ひとりひとりがたまたま9人集まっているだけ。
ひとりを大事にすることは決して難しくない、ひとりと向き合う時間を大事にしつつ、次の向き合う時間に備え、「その時」を作る準備を常にしとかなきゃいけない。
ネタの仕入れと仕掛けが必要なんです。
きっと、私たちの周りにはネタが転がってます。
毎日、お仕事しながらアンテナはってネタ探しです‼️