グループホームたかきには、昔は地域のみなさんが祀っておられた水神様をお預かりしています。
毎年8月11日にはグループホームのスタッフみなさんが、海水で水神様を洗いに出かけます。
しかしなぜ海水で洗うのか?いつから、どのような目的で祀られたのか、スタッフも定かな事はわからないのです。
という事ですので、今年はご入居者さんとスタッフがお参りする前に、元校長先生の重松先生に、その言われや昔の水神祭の状況などをお話しして頂けるようお願いしています。
また例年、黒崎の有料老人ホームひまわりで地域のみなさまと開催していました夕涼み会が、コロナ感染防止のため今年は開催されないため、いつも撮影に来て頂いていました、ひまわりテレビさんがおいでになります。
スタッフみなさんで、スイカ割りや水風船、花火を企画されてますので、我々も何か花を添えたいと考えまして、老体2人、イタタターッ!と腰を叩きながら竹灯籠を作製しています。
長崎市のNPOへんちくりん、の豊田代表から頂き、わざわざ高来まで遠征してきました孟宗竹から約40個の灯籠を切り出しました。
インパクトドリルで穴明け、斜めにカットです。やはり老体には堪える作業です。
ただ初挑戦。果たしてホントに綺麗なんだろうか?と不安に思っていたところ、試作を準備頂きましたので、ロウソクを入れて明かりの具合を確認。
やはり昼間じゃ分からん!という事で暗くなって再度確認。
新たに学んだのは、斜めにカットするのと、穴を開けデザインする、その両方に価値ある事でした。
この竹灯籠をグループホームの登り口や道路に並べて、少しでも入居者さんが雰囲気を感じられ、地域のみなさんに昔の賑やかな水神祭を思い返して頂くささやかなきっかけになればと思います。
まだ今年は灯籠が少ないので、毎年少しづつ増やして、数年後には美しく、雰囲気満載、地域のみなさんが足を運びたくなるような水神祭、竹灯籠まつりにできたらと妄想が膨らみます。
こんな美しい風景が見たいものです。