令和3年9月20日 散歩と焼きそば

スタッフブログ
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先週のある日、午後からいおり姉さんについてきてもらい散歩に出ました。

申し合わせたかのようにお揃いカラーのお洋服

散歩には絶好日和です。

最近、タツミさんは力が有り余って仕方がない‼️エネルギーの出す先がない‼️

そこで、いおり姉さんとトヨコさんに付き添って頂き近所まで散歩にでました。おやつにゆで卵を持って…⁉️

お二人ともまだまだお若くお元気、タツミさんには至っては、敬老会で「俺はまだ敬老じゃなかあー」と怒ってました。

ニコニコで出かけ、帰宅すると「腰の痛かぁ。普段も歩かんから。これからあるかんば!」と言われました。

さあ~どうしましょう?

ご自分の希望などどうしたい❗と他者に伝えることができる方は私たちも理解しやすい。

しかし、重い認知症を抱える方、先日ご紹介したグループホームの「死にたい」とおっしゃったお二人のように先のご自分に何の希望も見いだせない方…

どうやって「望むこと」を理解するか?今の時代はどう自分の最期を迎えるか、自分の最期は自分で決める時代です。そこまでどうやってひきだしましょう。

私たちは日常の生活、会話から皆さんの望む生活を探し出さねばなりません。責任重大です。

だから、三大介護の帳面消し介護では理解し難い。足りないのです。

焼きそばの食材…byハルコ

先日のデイほたるでのレク(グループ精神療法)にて出てきた焼きそばの食材。食材出したからには頭の中は焼きそばの映像に匂いまでしてきたのか…「食べたーい‼️」となるのは必然的。

で、今日の昼食はホットプレートで皆で作って食べよー‼️となりました。

当然の流れですね。

メニューをスタッフが何でもいいからひとつ皆さんにお出しする。もちろん、皆さんからなんか好きなメニュー出して‼️でも構わない。

さあ!材料は何入れる?

一般的な食材、きっと家庭ごとの食材もあるはず。

うちは、◯◯を入れるよ。

うちは、お父さんが嫌いだから◯◯はいれん。

いつぞやのブログでご紹介した「こだわりの麻婆豆腐」にはうずらの卵にヤングコーン…まあー珍しい❗

…なんか食べたくなったね…食べる?…食べようか?…どうせなら自分たちで作っちゃおう‼️

キャー久々包丁!嬉しー!
キヌコさん、キャベツ切るのに踊りはいらん‼️
私作る人、ぼく食べる人…えつこさん、主婦思い出しました?
丁寧にありがとうございます。
ありゃ?指、かなわんかったんじゃないですか?しっかり包丁握れてますがな❗
お母さん混ぜて❗混ぜて❗
あたしもキャベツ切ったとよ!
さあ~食べるべ~

あ~…私は送らてきた写真によだれを出すだけで食べれなーい…

グループ精神療法から「食べる」とこまで行き着きました。

これはスタッフの介入のもとに進められました。つまり、皆さんの望むことは私たちの根拠と先を見据えた介入により理解できる可能性がある。

全ての理解は難しい、しかも多くの入居者の望むことは潜在的であり、ご本人ご自身も気づかないことが多い。

私たちは日々の入居者と接し、より専門性を持ちながら介入し入居者理解をする必要があると考えます。

そこには自ずと信頼関係が生まれると信じたい、なぜなら「あなたを知りたい、理解したい」はひとを愛することの始まりだから。

焼きそば美味しい?美味しいよねぇ…。

タツミさん、「駐車場で毎日散歩したい」ってスタッフに言ってみて‼️

いおり姉さん、ありがとうございました。あなたの忙しい貴重な時間をありがとう。タツミさん、トヨコさんの楽しいひとときを作って頂いた。タツミさんはご自分のために「もっとあるかんば!」と次に進むことができました‼️

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