令和2年5月1日 本当の大人としてどうあるべきか?多くの大人に考えて頂きたい!こと

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5月1日 日本経済新聞

全ての大人のみなさんに考えて頂きたい内容です。冒頭の和田英(わだ えい)さん。17歳で国を背負い発展に力を尽くす。

和田さんとグレタさんとが重なりました。本来なら私たち大人が考え行動しなければならないことを、子供たちが考え、訴えている。

この「コロナ時代の仕事論」楠木先生の見方の中で、「大人の幼児化」、特に日本の社会全体に見られるように感じます。

1.子どもは身の回りのことがすべて自分の思い通りになるという前提で生きる。しかし私たち大人の社会では、自分の思い通りにはならないことを認識すべき。

2.自分の「好き嫌い」の問題を、勝手に良し悪しの問題に翻訳して、妙な批判や意見を言ってしまう。

3.他人のことに関心を持ち過ぎて、それを自分の不満や不足感の埋め合わせに使う。

これらが大人が幼児化している根本的問題だと。

人は人、自分は自分。ほとんどの場合、比較には意味がないことを肝に銘じなければならない。

また人それぞれ強みも弱みもある。そうした人々が互いに支え合って仕事も社会も成り立っていることをしっかり認識した上で、他人を気にせず自分と比べず、いい時も悪い時も自分の仕事や人生に向き合うのが本当の大人であると。

そうしてこの「コロナ時代」。和田さんの時代に比べれば、確かに豊かで平和な時代でしたが、このコロナが収束したら、これまでとは一変した社会になるでしょう。

これまでの大量消費社会から、今全国民が家食に切り替え、断捨離して日々過ごし、その結果、全世界の二酸化炭素の排出量は25%も減少しているそう。まさにグレタさんが主張している経済が、企業が変わらなければ、地球は灼熱地球と化してしまうということが、コロナによって強制的になされた訳です。

私たちは、このコロナを機会にこれを一時的なものとせず継続しなければなりません。人間全てが活動や消費を自粛すれば、あっという間に二酸化炭素は25%も減少できるんです。

今回のコロナで、私たちは地球上の一つの生物で、僅か目に見えないウィルスに対してさえ無力であることを自覚せねばなりません。

そうして自然と上手く共存した社会へこれを期に転換するために、一極集中せず互いが適度な距離を保ち、満員電車通勤をやめ本当のテレワークを実現し、ガソリンをはじめ物の消費ばかりで余暇を過ごすのではなく、今のように日曜大工や園芸など、自然と共に生きる生活や働き方にシフトせねばなりません。

私たちの業界も同様に変わらなければならず、そのための活動を始めています。それはこれまでのブログでご紹介していますので、また過去のブログもご覧頂けたらと思います。

グレタさんのような子どもたちを悲しませることなく、大人としてしっかりと生き直さなければいけません。

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