私はネットニュース、電子書籍を読んでるから、本や新聞なんて読まなくても大丈夫!なんていう方が多くなってきましたよね。ホントにそう?っていう記事です。
やはり本で読んだ方が電子書籍端末で読むより記憶に残るという結果。だから本の方が深い読みができるということ。
そうして、そういった「深い読み」から推論や共感、他者への理解が生まれる。これは社会が健全な形で維持されるためには必須です。
しかし現在では、斜め読みが一般的なデジタルが浸透してきたが故に、多くの人が深く読む能力を低下させてきている。つまり多くの人が推論や共感し他者を理解する力を失いつつあるということ。
そうしたらどういう社会になるのでしょう。筆者は社会の危機に繋がりかねないと警鐘を鳴らしています。しかしすでにそういった段階に入っているのではないかと感じます。
この記事の「ゲーム依存」も同様に、人間として生きて行くために必要な能力を萎ませるだけでなく、精神的な問題を生む非常に大きく、1日でも早い対応が必要な問題であるはずですが、eスポーツなどとあたかもゲームが健全なものであるかのような印象を与え、目の前の危機的な現実から誰しもが目を背けているのではないでしょうか?
フランス、台湾、中国などでは、既に子どもたちのスマホ使用を制限していますし、また海外から脳や目への影響や、精神的な影響などさまざまな悪い影響も報告されてますし、日本の川島教授もゲーム脳としてその影響を研究されてます。
コロナで休校になったイタリアの校長先生のメッセージが話題になりました。「こんなときだから良質な本を読もう」と。
ゲームに費やす時間のうち少しだけ、興味ある本をじっくりと読んでみては?
そう今日の夕方、元気ママスタッフが、長谷川先生の絵本を手に取り読んでましたね。私たちも小さい本スペースを作った甲斐がありました!