令和5年5月10日 楽しみ実現計画書

スタッフブログ
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 和敬会では月に1回、長崎から講師をお呼びして研修会を開催しています。

 昨年末より現場での実践に向けて「個別計画書」の作成が始まりました。

(    )様の楽しいこと実現に向けた計画書

 目指すところは企業理念の実現。

 おひとりおひとりの〇〇したいという目標を設定。

 目標を立てる前に、MMSE、楽しみ評価表、趣味・関心チェックシートを活用しご本人様と話をするところから始まります。

 入居者様、利用者様と一対一で向き合うことは実際のところこれまでは少なかった。

 また、カルテから皆さんのこれまでの人生を知りました。

 きっと知らなかったこと、意外だったことがあったと思います。

 中にはなかなか話が進まなかったり、返事が返って来なかったこともあったに違いない。

 目標が立てられたら目標実現に向けて日々取り組むことを考えます。

 

みんなで担当スタッフが立てた計画書にアイデアを出して深めます。
手作り三味線で三味線を楽しんで頂く計画です。
結果は大成功!
和敬会全体の研修会です。
事業所間の交流にもなります。
悲しいけれど和敬会全スタッフの1/3の参加者‥
デイたかきでは入らない人数が今後増えますように!

 取り組んだ後は必ず振り返り(モニタリング)。実際入居者様、利用者様に取り組んで頂いてどうだったか。

 入居者様、利用者様の満足度、スタッフの満足度。

 内容に無理はなかった?期待した効果はあった?生活活動に変化はあった?ADLの改善は?

 介護保険事業は自立支援ですから、楽しんで頂きながら自立が目標。

 「じりつ」には「自律」と「自立」があります。ADLが改善して何でもご自分でできるようになればもちろん万々歳!

 身体的自立だけでなく、一人の人としてご自分の意志をもってまたは表現できるように自律して頂きたいのです。

 そのためには、身体の機能回復または維持による自立と心の安定、意思が表現できる自律を目指したい。

 私たちのお仕事は2つの「じりつ」を目指せねばなりません。

 その計画書がケアプランであり、更におひとりおひとりの楽しみ、これまでの人生により近づきつつ、または切れ目のない生活が施設に入所しても継続できるように具体化するのがたのしみ計画書。

 紙に書くことで計画、取り組みは具体的であり目的と支援の根拠が明らかになります。

 計画書作成(Plan)、実施(Do)、振り返り(Check)、計画修正(Action)

 PDCAサイクルを繰り返して行きます。

 ①楽しみ実現のための計画書を確実に現場で実践します。・・・・サイクルを継続し企業理念の実現を目指します。(当期経営計画

 企業理念・・・すべての人の笑顔とhappyの実現を目指します。

 

目標はいちごを育てる
目標 三味線で昔を思い出し樂しんでもらう

 計画書に基づいた取り組みで確実に笑顔とhappyをGETしました❗

 企業理念・・・決して難しくない❗入居者様、利用者様を理解すれば目標、楽しみは見えてくる。

 チームで取り組み、笑顔とhappyを目指しましょう。