令和7年10月 コミュニケーションは技術と入居者主体のケア

スタッフブログ
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 先月よりグループホームの夜勤と日勤の業務を少々変更して頂いた。

 これまで朝のバイタル測定は夜勤者が行なっていた。

 トロい私はバタバタ・・・兎に角バイタルまで、バイタルまでと焦った。

 開き直り早出さんが来たらお願いしよう・・・と横着に考えてはお願いしていた。

 しかし、なんで夜勤者が朝のバイタル(血圧測定、検温、spo2測定)を測らねばならないのだろう?この後の日中を日勤者がケアするのだから日勤者に必要の情報だろうに・・?

 もう1点疑問と言うより腹が立つこと。

 早出も日勤者も出勤するなり入居者への挨拶もするかしないか間もなくトイレ掃除やらでいなくなり、トイレじゃないなら浴室や脱衣室に消えていく・・・

 何やってんだか・・・

 かと思うと入居者が朝食の後のまったり時間テレビでも見ているとバタバタ、ガタガタ、掃除機の爆音と共にスタッフは暴れ出す。

 ここは誰んちか分かってんのか?

 掃除がお好きならばどうぞ家政婦か在宅ヘルパーに転職してください。

 主役は入居者であり、スタッフは黒子であるべき・・。

 何度となく伝えてきたつもりだったが・・・

 そうーかー!!わかった!!スタッフが入れ替わったから知らないんだー。

 先ずはバイタル測定は日勤者にして頂くようお願いした。

 バイタルを測りながら

 「夜は眠れましたか?」

 「今日の調子はどう?」

 「今日は何しようか?」

 入居者としっかりコミュニケーションを取っていただきたい・・・そう願い業務変更をしたのだが・・・

 開けてみてびっくり・・・というか笑ってしまった。

 出勤して朝から何をしたら良いのか・・・ウロウロ戸惑うスタッフ。

 そう、ルーティン業務に流され1日過ごしてきたスタッフには目の前にルーティン業務がないと困ってしまう。

 つまり、入居者とのコミュニケーションは業務外・・・になってしまっている。

 数年、入居者とコミュニケーションをとり活動をすることをお互い認め合わねばならない・・・と話をしたことがある。

 掃除やら昼食準備やらしてないと仕事をしていない空気は違うのだと。

 入居者中心の1日であり、業務であること。

 先月採用された新人スタッフ。実務歴は新人ではないが、彼はコミュニケーション術が光っている。 

 かと言って内容が特別なわけではない。むしろ内容については、基本情報見てないでしょーと言いたくなる点もある。

 しかし、入居者と話す、今日は〇〇しましょうかと積極的に声をかける。

 彼は入居者のそばにしかいない。

 あ~、やっと入居者と話ができるスタッフが現れた・・・。