今朝の雲仙です。高来に来るようになりほぼ毎日雲仙を見ます。なかなか頂がスッキリ見えることは少ないんですよ。しってました?
私のお気に入りは今朝のような雲仙。頂はスッキリで裾野に雲が広がっている。
きっと今登れば雲海が見えるー!いきたーい。‼️
と何度思ったことか。
雲海は気候・天候次第ですからなかなか難しい。あの世に行くまでに飛び込みたくなるような雲海に出会いたい。
きっと高来の皆さんには見慣れた光景でしょう。春夏秋冬、高来の四季を見て来られた。
施設に入所したとたんすぐ目の前にある光景と離れた生活になってしまいます。
デイたかきに通う方、外部のデイに行かれる方は目にしますが、そうでない方は玄関から出ることもほぼない。
私の「雲海を見たーい」と同じように人が日々生活する中に外の環境があるのは当たり前、あるから私は「雲海を見たーい」と思う。
「望む生活」とケアマネジメントのなかでききますが、「望む生活」の選択、発想に制限をかけているのは支援者ではないかと思うことがあります。
在宅ではない施設を選択した時点で「仕方がない」と言ってしまうのは簡単。
私たちスタッフはどんなに寄り添っても家族にはなれない。同じように施設は自宅にはなれない。
しかし、より近づくことは無限大、「家族ではない家族」「自宅ではない在宅 」
様々な縛り、制約、人・・たくさんの壁はありますが、「仕方がない・できない」と言う前にどうしたら出来るだろう・・と立ち止まり考えたいと思うのです。
国立公園雲仙ロープウェイ
ロープウェイで山頂付近まで行くと、そこは日常では味わえない「記憶に残る別世界」を堪能出来ます。 訪れた人にしかわからない四季をお楽しみ頂けます。春のミヤマキリシマ、夏のヤマボウシや新緑、秋の紅葉、冬の霧氷と仁田峠では 1年を通して楽しめます。ゴンドラにゆられながら四季折々表情を変える山々、雄大な大自然の景観を、満喫する...
外山 義 『自宅でない在宅――高齢者の生活空間論』