デイほたるでの取り組みをご紹介します。
新人職員のおきあがりこぼしのジョー君です。「主に足の運動を担当をします」とあります。さて、足の運動とは?
蹴っても起き上がるジョー君を思わずまた蹴りたくなる…自然と足がでちゃう仕掛けでしす。「こんちくしょー❗やるかー❗」ってなると足蹴りにも感情のやる気がわきますなぁ~。
ボタンをとめたり、箸でつまむなど細かな作業ができなくなることを巧緻(こうち)機能障害と言います。細かい作業をすることで手指の機能訓練はもちろん脳の活性化にもつながりますよね。
都道府県の書いたカードを読み上げていきます。イザブさん、バッチリです。百歳間近なので「鳥取」を「しまとり」と読んでも許しちゃいます。毎日のドライブスルーの道すがら読み上げるとコグニサイズになりますなぁ~。
コーヒーの横にはペグボード…今一気持ちがのりませんなぁ~。
やる気のわかないリハビリはたとえ取り組んでも効果が出ない…ましてややらないなら当然ですよねぇ~。
アセスメントからやり直しです。ペグボード、ちっちゃくないですか?見えてるかなぁ~?やり方わかってるかなぁ~?亭主関白の頑固親父には…さあ、どうしましょ⁉️
自転車こぎと日本一周はセットです。
さあ、トヨコさん頑張りました‼️
「ご褒美」は次のモチベーションにもなるのはもちろんですが、自分でやり遂げた自信とみんなの前で表彰してもらった…ことで施設もしくはデイサービスという社会のなかでの出来事であり、社会組織のなかでの自分の立場や関係性を作るきっかけにもなりますよねぇ~。「自転車こぎ」という地味な取り組みは仕掛け次第で効果絶大です。
様々な取り組みはややもするとスタッフの押し付けや自己満足に陥ってしまいます。
この利用者に何か必要なのか理解することが大切ですが、利用者が何を望んでいるか?が基本です。
でも、実際どんなリハビリをした~い❗なんて皆さんが言われるわけではありせん。むしろ言わない、わからない方がほとんど。
だから、何を望んでいるか?を知ることが大事なのです。そここら、望むことを実現するために利用者様にどうなってもらうか、元気になってもらう、足が強くなってもらう、たてるようになってもらう…
「望みを叶える」 は「やってあげる」ことばかりではありません。むしろ、自らできることが多い。自らできるから「希望」が「できるまたはできるようになる」 と「喜び」になるのではないかと思います。私たちは希望を実現するお手伝いの黒子であり仕掛人だと思います。
限りなく見えない、わからない、さりげない「黒子」でありたい。