今月も2回に分けて開催。前回の認知症サポーター養成講座から続いて、諫早市のオレンジ連携シート、オレンジ手帳をアセスメントのツールとして認知症の方の理解を深める手法の実践と、BPSD(行動・心理症状)を管理する視点で捉えるか、本人の困りごとという視点で捉えるかで全く対応が異なる事を学びました。
当直前に、夜勤明け、お休みにもかかわらず多くのスタッフのみなさんが参加して頂きました。
ご本人さんを理解する、アセスメントするという事をご理解頂けた事を期待します。
さまざまな理由から、さまざまなBPSDの症状を呈される方々に、夜中まで何時間もひたすらお話しに耳を傾け、時には添い寝して、またさまざまな関係者のみなさんから情報を集め、さまざまな方向からBPSDの症状の緩和に向けてスタッフみんなでチャレンジし、実際に落ち着かれた方々がたくさんおられます。
先日の日曜日も裏山整備をしていたとこれ、わざわざ娘さんが山手まで来られて感謝のお言葉を頂きました。私は何もしていません。スタッフのみなさんのお力です。ご本人さんだけでなく、ご家族のみなさんのhappyに繋げられた事は介護のスペシャリストとして、しっかりとした役目を果たせたのだと思います。
「認知症ケアとは問題行動への対応」って思っていませんか?「問題行動」は抑制や管理をするもの…と考えてしまいがちです。という研修の内容を常に頭に置いて、介護のスペシャリストとしてしっかりとスキルアップに努めていくことも私たちの義務である事を忘れてはいけません。
新卒のみなさんにも理解できる内容にするために、限りなく分かりやすい内容や言葉で準備された研修です。きっとみなさんの成長に役立つはずです。
大根役者の寸劇はあくまで息抜きです。次からはみなさんが自発敵に頭に汗かきながら成長して頂ける事を期待しています。引き続き、たくさんのスタッフのみなさんの参加を宜しくお願い致します。