令和3年1月11日 若者のLIFE観

スタッフブログ
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1月4日 日経MJ

昨年から新卒の若いみなさんが私たちの仲間となり、今春もまた新卒の仲間が増えます。

そんな中でコロナ禍。雇い止めに遭遇したスタッフも新しく私たちの仲間になり、施設見学や現場体験にも参加してくれた若者とも出会いました。

このような先の見えない時代に、若者が何を求めて行くのか。先のブログでもご紹介しました上野千鶴子さんが語っています。

まず記事では「ハレの消費からケの消費に消費の舞台が移行している」と。

「ハレとケ」とは、柳田國男が提示したもので、ハレ(晴れ)は非日常、ケ(褻)は日常を表している。

つまり自分が居心地のいい日常の消費に変化してきていると。だからこそ何に時間やお金を費やすのか、何が自分にとって大切か考えないといけないと上野さんは言われます。

若者だけでなく私たち老体も同様です。人生の多くの時間を費やす仕事、職場だからこそ、そこに楽しみや生き甲斐、学びや喜び、感動とトキメキに溢れた場としなければなりません。

だからこそ単にお金を稼ぐためだけに毎日出勤すること程もったいないことはないと思いませんか?

社会が、若者が、成熟した社会に向け変化しているなら、私たちも仕事と職場を変化させ、その先には私たちそれぞれの生活も変化してくる事でしょう。

お金だけじゃない。1人の高齢者の方の為に、地域のみなさんの為に、共に働く同僚の為に、家族の為に、何か貢献できる事はないでしょうか。それが積み重なった時、その中に楽しみや生き甲斐、学びや喜び、感動とトキメキが溢れているのではないでしょうか?

「ハレ」と「ケ」 | 欲しかった暮らしラボ
これはウェブ上に開設した暮らしに関してみなさんと一緒に考えていく研究所です。
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