1月27日 老人ホームは舞台。お年寄りはみな俳優。

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1月15日 長崎新聞

介護職員の主な仕事は、食事、排せつ、入浴の介助、一方で、そのお年寄りに合った役を見つける事も大切な仕事で、そう考えるとクリエイティブな仕事。

介護スタッフは演出家。俳優であるお年寄りに役を与え小道具や舞台装置などの環境をそろえ、生き生きとした姿を引き出す。

昨日の千秋楽で幕を閉じた初場所の星取り予想表を、グループホームのケアマネさんが毎日作成して入居者さんが予想を始めました。

日を追うごとに他の入居者さんも巻き込みながらヒートアップ!しまいにはテレビの前のソファーで食事しながら喰い入るように観戦することに。

その素晴らしい的中率を祝って、ケアマネさんの私物を(どう使ってたのか気になりますが…)プレゼント。嬉しそうに見せていただきました!

誰しも、いくつになっても、熱中できるものに出会えたら幸せですねー。そんな小道具や舞台装置などの環境を揃え、生き生きとした姿を引き出したのは、立派な演出でした。

このようにすると、介護の仕事ってやり甲斐があるって感じませんか?いつもお読み頂いている学生諸君、一緒に色々なシーンを演出しましょう!