美味しそうでしょ?
伊王島の網元食堂のトルコライスです。温泉卵、エビフライ、鶏唐揚げ、ホタテ貝柱もどきフライ、牛煮込み、スパゲッティ、キャベツ千切り、デグラソースのかかったごはん。
結構なボリュームですが、夕食にしてこの日のやっとまともな食事にありつき完食❗
しかし、いつもの如く「腹が苦しい〰️」と唸りながら帰宅。
「島風の湯」は家族風呂のあるお風呂屋さんですが、我が家はもっぱら中にある「網元食堂」で食事のみです。
いくつも家族風呂があるみたいですよ。彼氏彼女でまったり、夫婦でまったり…他諸々の関係でまったり…高来からは遠いので知り合いにも会わんでしょう。
食事も美味しい❗どうぞお越し下さい❗
伊王島は人口1000人足らず、隣の我が香焼は人口4000人ちょい…。
平成の大合併で長崎に吸収されました。
それまで、それぞれの町役場の数名の保健師さんが赤ちゃんからお年寄りまでを把握していました。
何かあればすぐ相談にのれたし、気になればアウトリーチがすぐできた。これは町民ひとりひとりに対する本来の行政サービス。
昔、長野のある町では保健師が医師と地域を周り食生活の改善を地道に行い今で言う生活習慣病を減らしました。
地域住民に密着した行政サービスは生活の改善、疾患の悪化・予防に効果を発揮します。
私が在宅のお仕事をしていた時、担当エリアには8000人の高齢者、スタッフ6人ではとても把握できる数ではありません。
老人会、敬老会、サロン…高齢者の前でお話する機会があればとにかく「困った時はSOSを出して❗ご自分がここにいるとまわりに伝えて欲しい❗」と繰り返しお話してきました。
孤独にしない、手遅れにしない…これが仕事のテーマだったように思います。
相談が入り伺うと悲惨な状況…誰も受けいられない接触困難事例、ゴミに埋もれた生活、何度訪問しても記憶がなく毎回「はじめまして…」、ガン末期で介入したとたんに死去…。
その度、何でもっと早く…と思いました。それは相手のSOSも、私たち支援者の把握とアウトリーチも。
平成の大合併には様々な理由があるでしょう。しかし、地域住民に密着した行政サービスの質は悪くならざるを得ない。
行政には限界があるのです。
人は着実に減ります。
人が繋がることでお互いが助け合わねば生きていけない時代が確実に来るのです。
利便性の良い街中に住める人はいい。
しかし、皆そうはいかない。住み慣れた町を離れたくない人も多い。
町も残り、人も住み慣れた町で人生を全うするためには、人がつながる、お節介でなくともいい、
ただ、
「◯◯さん、最近みらんねぇ…」
「◯◯さん、元気ないねぇ、」
「◯◯さんち、電気ついてないよ」
「◯◯さんち、新聞たまってるね…」
そして、
「私は困ってる…」
「助けて❗」
が、言えること。
人のことが気になる…まずはそこからです。
昔の長屋…向こう三軒両隣…日本には昔からネットワークがあった。
コンタクトタウン…お互いがコンタクトをとれる町…
隣人を気にしてくれたら…またその隣人を気にしてくれたら…網の目のように人が繋がる…さらにコンタクトを取れたら…。
見守る目が増えれば町も人の生活も変わる…コンタクトタウンの効用は…私の妄想は広がります。
残念ながら月は高くて写真に収まりませんでした。
明日12日は満月です。大切な人と月のパワーを浴びて下さい。
私は、大好きな場所から満月を満喫します‼️絶対美しいはず‼️晴れてくれー‼️