11月4日 今日、あなたの夕暮れはどんな気分でしたか?

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我が家のリビングから見る夕暮れ

高島の向こう、夕陽が角力灘に沈んだ空です。きれいでしょ?生を見て欲しい❗

我が次男坊は一時期夕陽にはまり夕方になると「おかあさん!夕陽のきれかあ!写真撮ってよかあ?」と帰宅途中の私に電話をしてきたもんです。

今、思うと陽が沈むというのに帰宅しない私に「早よう、帰って来い」というサインだったのかもしれません。

夕暮れ色は皆さんとってどんな気持ちを湧かせますか?

今日もよく働いた❗さあ、夕食作らんば!

ああ、疲れたぁ。

(遊んだ後)もう、休みの終わったぁ・・まだ、遊んでいた〰️い。

・・家に帰らんば!

明日もガンバるぞぉ〰️!

皆さんはエンドオブライフ・ケア(ELC)をご存知ですか?

住み慣れた地域で人生の最期まで穏やかに暮らせる持続可能な社会をめざし活動、苦しみを抱えながらもどう支援したら穏やかに過ごして頂けるか。

ELCがテーマカラーにしているのが、この夕暮れ色です。昼間のオレンジが暗い夜に向かう色。

夕暮れになると「家に帰ります!」と言われる入居者様がおられます。

私たちスタッフは「帰宅願望」と言います。

家に帰りたい!夕暮れは家に帰る・・それは私たちにとって当たり前です。

だから、入居者様が「家に帰ります」と言われるのは当たり前。

ましてや、認知症により今ご自分の置かれている状況を覚えてないし、過去に遡り振り返ることも難しい。

だから、「家に帰ります」は当然の発言、と思いませんか?

私たちスタッフは「帰宅願望が強い入居者様…」という事例のテーマのようなレッテルを貼るのではなく、更にその先を考えたい。

何故?認知症だから、物忘れするから…仕方がない…その先も「帰宅願望の強い入居者様」で片付けますか?

入居者様に「仕方がない、ここに居なければ…」願わくば「ここにいたい!」と思って頂けるケアをしたいと思うのです。

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会
最期まで「私」にとっての豊かさ(Well-being)を実感し、自他に優しくなれる社会を目指して活動しています。
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