今日はデイサービスから、有料老人ホームひまわりに戻って来られて、「迎えに来っとさ〜。待っとかんばさ〜」と。
「約束しとるとー?」とお聞きしても「来るけん」と言われます。
いつも、これまでの長い人生の中で繰り返して来られた畑仕事が気になって、大豆やジャガ芋の植え付けなど、1年通して気にされてます。そのおかげで、ひまわりでもジャガイモを植えて収穫し、今はサツマイモの収穫を待つばかり。でもそれだけじゃ物足りないのです。だって今まで、毎日何か動いて、働いて、一所懸命に生きてこられたんですから。
日が暮れるまで、スタッフが横に座ってお付き合いしました。「日が暮れるば〜い」、「そうな〜」、「今日は来られんとじゃなかかな〜」、「そうじゃろか〜?」と笑顔でお話されて戻られました。
みなさん畑のプロ、絵描きのプロ、編み物のプロ、刃研ぎのプロ、などプロ集団。
もっと、そういう知識や技術を少しでも活かせるデイ?や作業所みたいなものができたら、手も足も思うように動かなくても、しっかり口は出して頂けるかな〜と感じます。確かに高齢者の作業所など公的なものがありますが、介護が必要な方々が利用できるもの。まずは卓上門松つくり、破竹の収穫、編み物、アクセサリーの製作などから、少しずつそういったものに近づけていけたらいいですね〜
そう、ジャガイモの植え付けの時も「そうじゃなかー!」と言われながら植え付けました。これからも、少しの時間を横に座って共有させて頂き、少しでもみなさんが納得して頂ける時間を紡げたらなーと思います。
納得された、いいスマイル、私達も良かった〜。
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