令和3年1月4日 泣き虫桜花がおとなになった日

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今日の成人式に和敬会からひとりスタッフが出席した。

泣き虫桜花が振り袖を着てみんなに披露してくれた。

そう…成人式に出たのは桜花…泣き虫桜花…

3年前、代表と高校を周り新卒募集の挨拶とお願い。

そこで釣り上げたのが…いや和敬会にきてくれた…和敬会に送り出して頂いたのが泣き虫桜花。

泣き虫桜花は昨年、泣き虫桜花から桜花せんぱーいに昇進。

同期のたくみくんとおやつレク係。

今はたくみくんに替わり新人あおいちゃんとおやつレクを仕切る。

彼女は身も心もガラスでできていて、ネジが2、3本はずれている。

しかし、今日は成人式…おとなの仲間入りです。

ガラスの心と身体は割れやすい。しかし、彼女のガラスは二重ガラスなのです。

1枚割れてももう1枚ある。割れたガラスを修理に出しても残りの1枚がフォローしてくれる。

だから、粉々にはならない。

人は誰でも悩み、死にたいと思うくらい辛いこともある。

しかし、ひとそれぞれ辛さや悩みの深さは違う。

優しい言葉だけでは世の中回りません。

心ない言葉もあったかも知れない…しかし、その言葉にめげず前に進めた自分を誉めてやろう。

死にたいくらい辛いこともあったかも知れない…死ぬくらいなら我慢して前に進んだ自分を誉めててやろう。

泣き虫桜花は気持ちを言葉にする事が下手くそでした。

しかし、今は違います。

彼女は入居者様に対してスタッフの中でピカイチ平等です。

数名の入居者様を前に順番に話掛けます。

目の前の入居者様はいつ自分に声をかけてくれるか桜花を目で追います。

彼女は決して期待を裏切らない。みんなに話しかけるのです。

話をする…なんて当たり前で誰でもできる…そんなことプロの介護とは別…なんて思っていませんか?

私は話すことが商売ですが、話すことが一番難しいと常々考えます。

なんて話したらいいんだろう…

変な顔されたらどうしょう…

怒られたらどうしょう…

反応してくれなかったらどうしょう…

…話しかけるって難しい…

繰り返し同じ話でもいいじゃないですか❗

目と目をあわせてしっかり聞こえるように伝える。

桜花ちゃん、あなたの声かけに私はたくさんの学びがありました。

あなたのまったり感はひまわりのまったり感をかもし出している。

誰にでもできることじゃない。

ありがとう。

これからも和敬会の同僚として宜しくお願い致します。

今日は成人式、本当におめでとうございました。

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