先日の台風で稲が倒れてました。あと少しで収穫なのに・・
以前、お仕事をしていた地域にはたくさんのびわ農家がおられました。そこでも、塩害や霜でびわがダメになった年がありました。
被害額は相当なものと思います。一年かけて育てて来たものがわずか1日程度の自然現象でダメになってしまう。
自然相手のお仕事は大変、毎日自然とにらめっこ。
しかし、農家の方はへこたれない。仕方んなか!で前に進む・・強い!と思ったものです。
皆さんは「この世界の片隅に」というアニメ映画をご存知ですか?
戦時中の広島・呉での日常を描いた映画です。のんさんの声優や製作費をクラウドファンディングで集めた映画ですが、興行収益が数十億の大ヒットした映画で話題になりました。
戦時中の話ですが、バリバリの反戦ではなく想像力豊かな普通の女の子がお嫁に行っていろんな人と出会い、悲しみ、よろこび・・乗り越え、また、進んで行こうとするはなし。戦争中であるけれど、そこには日常の生活が営まれている。
私は人の強さを感じた映画でした。私だったら・・ダメだな・・
高齢者の方々とお話しするなかで、ひとの強さと生きるって大変なことと感じることが多くあります。
「辛い・・」とこぼされる方もおられます。この映画と同じ時代、日常を送って来られた方々ですが、生きるって大変なこと、辛い・・と。
人として私は足元にも及びませんが、入居者様に「寄り添う」って難しいと思いつつ、そんな皆さんにhappyと感じて頂きたいのです。
この世界の片隅に (映画) - Wikipedia