先日、若手スタッフの夜勤指導をあるベテランスタッフにお願いしたところ、ベテランスタッフ曰く…
「え〰️、そんなぁ〰️、私、人に教えるの苦手なんです〰️」
教えるってそんな難しく考えんでさぁ~、あなたのやってることそのまま見せてやって欲しい~❗
たくさん、良いことやってくれてる‼️そのまま、あなたから学んで欲しい~‼️
彼女曰く…
「…どうやったら(入居者さんに)気持ちよく朝起きてもらえるかな?って考えてるだけ…」
すご~い‼️久々の目から鱗でした!
最近、仕事ってなんだろう?どうやったら仕事のやりがいをお金(給料)以外に考えてもらえるだろうか…そう考え込む事案が多発して頭の中は常に悶々。
実地指導準備…虐待疑い事案…法人内研修参加者激減の上、参加者からは「参加しないと怒られるから参加した」発言…あ〰️てめぇ小学生かっ❗
スタッフには資格をもっている人、持っていない人がいます。資格が無くてもできる仕事…とも言われます。
しかし、私たちの事業所を選んで頂いた方にとって資格の有り無しは選択の根拠にはなっていません。情報公開、重要説明事項には記載されてもそれを聞くのは、多くは和敬会を選択した後のこと。
つまり、資格の有り無しはあまり関係ない…なぜならお金を払う以上、入居者様にとってはスタッフ全員プロなのです。
お金を頂く以上、入居者様をhappyにしなくてならないのです。
まさか、anhappyになりたくてうちにこられる人はいない、だれでも自宅の生活が限界で、残された人生、安心、安全、そしてhappyでありたい…そうご家族は願い来られるのだと思う。
このベテランスタッフ、入居者様にどうやったら朝、気持ちよく起きてもらえるか?
そう彼女は考えてお仕事をするから…
夕食の後、食堂のテーブルをきれいに拭きます。そして、食堂の床を掃除します。
朝からきれいな食堂で朝ごはんが食べれるように。
おしっこが多い方、夜中に声をかけたりパットを交換します。びちゃびちゃで寝たくないもんね。気持ち悪い。
早朝、パットやパンツ、オムツを交換。その後は朝ごはんまで、もう一眠りさせてくれます。
服がおしっこでびちゃびちゃになる前に…もう一眠りできる時間に…
彼女は、当直さんが起きて来る前にお茶を沸かしてくれてます。朝の支度が少しでもスムーズに行くように。それに熱々のお茶よりすぐ口にできる温度のお茶を起きて来られた方にすぐお出ししたい。朝の口、喉はカラカラです。
そう、彼女のお仕事には
「…どうやったら(入居者さんに)気持ちよく朝起きてもらえるかな?って考えてるだけ…」
と考えながらお仕事するから全てに根拠がある、科学的なお仕事なのです。お見事なプロのお仕事です。
働く時間は同じでも…同じ「風呂飯糞 」ケアでも、なぜそうするの?何故なら入居者様に気持ちよくなって欲しい、happyになって欲しいから、こうするんです。だから、同じ風呂飯糞ケアにも差がでます。
お給料は同じ…でも、価値が違う。人生のうち多くを費やす彼女の労働時間は彼女の生活を支える糧を得るだけでなく、入居者の人生のhappyのための時間にもなるのです。そう価値は倍です。
デイほたる、心の掲示板です。いつもありがとうございます。
人間、性善説に基づくならば絶対!地獄には行かん‼️そう私は信じたい。あの世に行ってまで苦労はしたくない…
肩乗り子鬼ちゃんの人生を握ってるのは私なんですねぇ。つまり、私の人生は私だけのためではなく、彼のためにもある。
生きるとはきっと自分のためだけでなく、誰かのためにも知らず知らずのうちに費やされているんだろうなぁ…